お話70<霊力の遺伝>

 
 誰にでも霊感やスピリチュアルな力は備わっているといいます。
 ただ、自分では全く望んでもいないのに、見えない世界と言われているものが見えてしまう体質というのもあります。
 それは、殆どの赤ちゃんに見えているらしく、幼い時は天使も妖精も守護霊なんかも見えているらしいのですが、しだいに能力は消えて(消して)行きます。
 人によってはそのまま力が残っているという自他共に認めるケースや人生の途中で突然霊力が発揮される場合もあるでしょう。
 望まないのに見えてしまう、という話を時々聞きます。
 大抵は、小さい頃から見ているので慣れっこになったり、そういうものか…と諦めが付く場合が多いように感じますが…私の兄のような場合はコマリモノかもしれません。

 私は家系的に言えば、父方が霊的なものを強く持っていたようです。
 姉と弟には余り見受けられない霊感なのですが、私1人が変わりものだと思われていました。
 父は元々、夢をよく見る人だったので敏感体質だったようです。そして兄は興味はないものの、私が話す霊的な体験話を結構受けとめて聞いてくれていました。

 兄が結婚して子供を授かってから、そして父親が他界してから、霊的な体験を頻繁にするようになってきました。
 もともとは性格的な面もあります。
 兄は気が弱く優しい性質なので、霊が寄って来やすいようなのです。
 それにつけ元々霊的なものを強く持っていたために、ちょっと本人曰く怖い体験をしています。

 気が弱いというのは、兄自身の相談を兄嫁が私を通してパートナー話してくる所でもお分かりでしょう(笑)。幾つになっても人見知りは直らないのでしょうか…(−。−;)。お嫁さん、いつも兄を支えてくれてありがとう。

 ところで、兄の体験談はというと、出先で急激に具合が悪くなるパターンが多いのです。
 急激な吐き気と頭痛が襲ってくる為、せっかく家族で遊びに行っても3時間位休憩しなければならなくなるらしいのです。
 何かが側に来ているような感覚や嫌な感じは分かるようなのですが、対処の仕方が分からないから困った事になるわけです。それでも、始めの頃は余り私やパートナーの話を鵜呑みに出来ないようでした。
 が、頻繁に繰り返すうちにどうしようもなくなって来た様で、お塩を持ち歩いたりするようになりました。
 厄除けには、粗塩を持つといいのです。
 
 また、兄夫婦のマンションには、実は例によって霊が、います。
 それは私が実家としてそこに住んでいたときにも居たので、分かります。
 私の娘は2歳くらいの時に、「赤い光が来た〜!!」と怖がって逃げたりしていました。

 パートナーによれば、土地が問題らしいです。今の所あえて必要のない手は出していません。
 
 先日、兄が(兄嫁から聞いた話です)1人でダイニングにいたところ、3歳くらいの男の子が見えたので、息子だと思ったそうです。が、次の瞬間消えて、息子は兄嫁が寝かす所でそこに居る訳が無い事に気づいたのでした。
 全身に鳥肌が立って怖がっていたらしく、はっきりと顔も見えたようです。
 
 お盆の最中なのです。
 そしてそのマンションでは新築で住み始めて早々に事故が起きていました。
 ちょうど3歳くらいの男の子が、亡くなっているのです。

 多分その子だろうと、暗黙に了解はしているのですが、兄はかなり怯えていました。

 見えてしまうものは仕方がありません。
 それをしっかりと認識してしまわないと。
 と、身内には厳しいYumikoです^^。

 3歳の男の子の家は、残念ながら離婚という形になってしまい、帰る家を探しているようで自分がなかなか死んでいると気づいていないようなのです。
 パートナー曰く、言葉で理解させるのが子供だと難しい事もある、と言っていました。
 「死」を認識できないと言うことです。側にはお迎えもちゃんと来ているのだけど、その子は上にあがる事をしようとしてないのでしょう。

 兄がちゃんと受けとめられるようになったら、パートナーはきちんとマンションへお邪魔して視るつもりでいるようです。
 が、兄には兄の能力がある訳なので、ただ助けるだけでは意味がないようです。
 と、身内には厳しい私達夫婦なのでした。(なんちゃって。)
 兄は徐々に霊的な世界を体験しながら、自分の内面を見させられているのだと思います。
 周りが手伝える事は、もちろんしていくつもりですけれど。
 
 何事もそうですが、自分の芯がしっかりしないと同じ事を何度も繰り返してしまいます。
 こういう霊的なことに限らず、実社会の中でのトラブルもそうです。

 我が家では、私と兄に霊感があるにしても、他の姉・弟・母はまったく感じないと言います。
 認めたくないっていう意思が強い場合もあるんですけどね。

 by Yumiko 19th July. 2005
ページのtopへ↑

お話69<88888番目の奇跡>


 88888番目の奇跡の方にご訪問頂きました。
 末広がりの番号であり縁起の良い数が続きます。
 このHPでカウプレ企画を始めてから、益々偶然はないなあーと感じます。
 その時、丁度必要な方が、その番号をゲットされているように感じるからです。

 88888番目の方は、この番号を受け取る前にお墓参りに行かれていて、他の車のバックナンバーが「666」と「777」と続き、「888」を探していた所、エンジェル☆キャスケードのHPで発見!されたというお話を伺いました。
 何だか楽しいですね。

 その後、私から住所確認のご連絡をした所お返事を頂きました。
 その内容が、とても光に満ちたものでしたので、是非シェアさせて頂きたいと思います。

=以下、88888番目の奇跡の方よりのメッセージ=

 メ−ルに「沢山の守護を感じます」と書いて下さいましたのを
 見て、何故か号泣(ToT)・・・・でした。
 昨年、色々とショックな事があり答えが見つからないまま、
 自分を責めながら来ていました。
 Yumikoさんに何度、メ−ルセッションをお願いしようか・・と
 悩みましたが自分の内に答えがある。と信じ暗中模索しておりました。
 だからYmikoさんが下さったお言葉は、心に光が照らされたように
 感じます。嬉しかったです(^^)
 この88888のギフトは、実は「沢山の守護・・・」のメッセ−ジなのかも
 しれないと思いとても、とても感謝でいっぱいです。

 どん底にある時、天使のメッセ−ジを拝見しました。
 「神の声を聞こうとする者は、その前に自らをさらけ出す必要がある。
 その為になさざる事は、己を恥と思う事。
 その後、己を美と認め、なるがままに任せる事である。」
 
 このメッセ−ジの通りにはまだなれてはいませんが
 道しるべをこの時も頂きました。
 有難うございました。。。

 精神世界の事から心が離れていく中、YumikoさんのHPだけは
切り離さずにいましたのも、何か愛のお力をどこからか頂いていたのかも
しれないです(*^_^*)
 5年ほど前でしょうか?初めてPCを買って「ブックマ−ク」して見ていましたのが
ミカエル(パートナー)さんのHPだったんですよ!
 そのミカエルさんの奥様である事、最近知った次第でして・・・(^^ゞ
 勝手に私サイドで不思議な繋がりを感じて盛り上がっている今日この頃です。
 本当にお二人共に、人の心に灯を灯せる素晴らしい光をお持ちだと感じます。
これからも、勝手繋がりでHP拝見させて頂きますね(^^♪

 =以上=

 自分が辛い時、自分の中に光がある事を忘れてしまいがちかもしれません。
 その事に気づいて欲しいなと想います。
 そしてそれは、このページへ訪れてくださる全ての方にも言えることだと想うのです。
 
  by Yumiko 18th June. 2005
ページのtopへ↑

お話68<集団>

 
 最近ふと考える事がある。
 私はどうして「集団」が怖いのだろうか、と。

 私にとって「スピリチュアル」という言葉はごく普通のことである。
 でも、一部の方達にとっては「特別」な事だと思われている様子。
 まあ、それはそれで、大したことではない気もする。

 ただ、それが「集団」となると異様な熱気をもたらす。
 スポーツで熱狂するのも同じなのかもしれないが、この場合は対象がきちんとある。
 要は勝負で競いあうゲームだから。

 時にあらゆる「集団」は、そのゲーム感覚が炸裂することがあるように思う。
 チームワークとは団結することである種の快感を覚えさせるが、そこに「敵」らしき物を見つけたときに、なぜか相手を負かしたいと思う傾向があるように感じる。

 どんな小さな「集団」であっても。
 例えば学校の中のグループであっても。
 集団は何を基準に塊を作っているのだろうか。
 そしてそこに所属することで得られる満足感や充実感は、何を満たそうとしているのだろうか。

 学生の頃から、私はグループで行動するのが好きではなかった。
 仲の良い友達は今でも仲の良い友達だけど、グループとして苦手なのは、そこに一緒にいないといけないと縛りつけようとする場合だ。
 そして気が向かないと、他の人を仲間に入れたがらない。これは排除というのかもしれない。

 (独りになる事が怖い。)今そういう悩みを抱えている人は多いかと思う。
 私の場合は、集団が怖いのだ。苦手というか…うん、苦手だ。
 仲間として一緒にいるならば、べつに排除をする必要はない。
 集団になると、何かしらの決まりごとが出来、守らないと外されてしまう事もあるらしい。(軍事的ね)
 その集団の中にいると楽しいし、1人ではないから安心?
 
 でも実際は。
 私の「集団」の観点は、本音で繋がっていない関係の事。
 一応、固まっているグループではあるけれど、寂しさの宝庫。だから気に入らない事があると、平気で仲間を陰でけなす。
 表面では適当に良い顔をする。
 だから発展もしないし、常に周りは敵だらけ(敵がいないと士気があがらないのかな)。

 すべてネガティブな事の根底にあるのは、孤独感と寂しさ。
 本当はその事をもっと見つめて、自分の本心を見つけ出すことで、もっと暖かな関係が広がるように想う。
 一人一人が学びの課程を進んでいるのだから、どの道を通ってもいいのだけど、私は敢えてネガティブな事からは離れていたいと思う。人を選ぶとは、その人の人格もそうだけれど、状態もあると想うのだ。
 大切な人が困っている時に、手を差しのべる事も大切。
 でも、その人が自分で解決する力を取り上げてはいけないのだと思う。

 「スピリチュアル」な考え方で勘違いをするとしたら、この部分もあるのではないか。
 自分の力(?)で人を助けてあげよう、と考えた時、『自分』が出すぎてしまい、相手の力を認められない場合。相手に依存させてしまうような助け方。

 誰にでも素晴らしい能力がある。
 でも『集団』は必ず誰かリーダーとなるものに追随しようとしはしないだろうか。
 リーダーとはそういうものではなくて、すべての力を認めてまとめる人の力量だと想う。

 企業でも、団体でも、私が安心してみていられる所には、恐怖的な思惑を感じない。
 それは、基準が「愛・思いやり・優しさ」というエネルギーを感じることが出来るから。

 そして私がこんな事を書いているのは、単に批判なのではなくて、この(恐怖心)が伝えているものを探りたかった為でもある。
 1つ言えば、過去での魔女狩りが緒を引いているようだ。(もういいんだけど。)
 色々な経験から「スピリチュアル=霊性」は誰かのものではなくて、すべての人のものだと実感している。
 大きな歴史の中で、特別なもの、と扱われてしまったために、哀しい出来事も多かったのだと思う。

 その流れが、実は私達の日常に取り込まれてしまっているのだ、と気づいてみて頂けたらなーと私は願っている。
 
 ママさんの集団の中に、職場の人間関係の中に、関わっている「集まり」の中に。
 個人に出来ることは、ネガティブなパワーを取り入れないこと。感じたらそこから離れること。それが出来ない自分の弱さに気づくこと。ここからまた天使のメッセージ「孤独は幻想」だと理解すること。

 でも、相変わらず、(私は集団が嫌いだなー。)と考えながら、つい笑ってしまう今日この頃。
 集団を、好きにならないといけない?
 せめて恐怖も感じないくらい平穏になればいいのかな。
 書かなきゃならないメッセージがあったんだから、ま、いっか。

 by Yumiko 15th June. 2005
ページのtopへ↑

お話67<新月のお願いの仕方>

 
 新月にお願い事をすると良い、と聞いた事がありますか?
 私は随分前から知っていましたが、今回パートナーがきちんとした文章で知らせてくれたものがあると教えてくれたので、ぜひ次回の新月から活用いただければと想い、ここに載せさせていただきます。

 新月丁度の時間から8時間以内に
2コ以上10コ未満の願い事を
ポジティブな文章で書くと
願いが叶いやすいそうです★
(8時間に間に合わなくても48時間以内なら間に合う!)

書き方のポイントはこんな感じです。

 ・新月に入った瞬間から8時間以内に願い事リストを作る。
― 48時間以内有効ですが8時間以内のほうが効果大。
 ・手書きで書く。
― ワープロやパソコンではパワーが違います。
 ・願い事は2件以上10件以内にする。
― 2件以上のほうが相乗効果がありますが、10件を超えるとエネルギーが分散してしまいます。
 ・自分を主体に書く。
― 自分自身を変える願いは叶いますが、他者を変える願いは叶いません。
 ・自分を信じる。
― 実現するまで辛抱強く願い続けましょう。
 ・願いは1件につき1文にする。
― 2つ以上の願いを1つの文にまとめてしまうと叶いません。 
 ・現在形、または完了形で書く。
― 〜しますように、と書くと願っている自分になってしまいます。
 ・肯定文で書く。
― 悪いことがおきません、ではなくて、良いことだけがおきますと書きましょう。

 それから、最後に大切なこと、 願いを書いた紙は日付を入れて大切にしまい、この願いのことは忘れてしまいましょう。
 いつも意識して願っていては却ってとらわれてしまいます。
 数ヵ月後、叶った夢に線をひいていくと、嬉しい驚きが訪れることでしょう。

 情報を下さった方に感謝をしつつ、是非是非願いを明確にして現実に呼び寄せましょうね。

 by Yumiko 8th Jun. 2005
ページのtopへ↑

お話66<angel messageのこと>

 
 みなさま、どのくらいのペースで『angel message』をご覧頂いているでしょうか。
 
 当初、私の元へ届く言葉を表現する事で皆様に「気づき」をプレゼントできればと考えて始めたページです。
 今でもその気持ちに変わりはありません。

 ネットの世界は大きく広がっています。
 最近は、色々な意味で無法地帯になっているようにも感じています。

 初期の頃から「angel cascade」へ遊びに来ていただいている方はご存知のように、私はHPを作成する当初、こんなものを作ってもいいのだろうか…と迷いながら手探りしながら作って行きました。
 そして皆様の支えと、天使たちの守護を受けながら続けてくる事が出来ました。

 最近、つくづく「angel message」を眺めながら、これは私にとってとても大切な宝物だと感じました。
 大好きなものだと思いました。

 そして、急にこのままでいいのかな…と想ったのです。
 今に始まった事ではありませんが…(^^;)。独り占めしたくなった…訳ではありません。
 なので、この気持ちは何処から来ているのか、しばらく考えていました。
 誰もが好きに見る事が出来る状態と言うのがベストなのではないかと想っていたのに、どうしてこんな気持ちになるのかとても不思議でした。

 そこで瞑想をしてみました。
 
 私の大切な宝物でもあるメッセージたちを多くの方に見ていただきたいという気持ちと、真剣に受け止めて読んでいただける方にお贈りしていくことを考えた時、後者だ!と想ったのです。
 楽しみにしていただける方に届けていけたらいいのだと想ったのです。

 そこで私がお願いしたいのは、ただ1つ、
 どうか、メッセージに目を通して下さる方は、「読みたい」という意思を一度伝えていただきたいのです。
 その気持ちを伝えていただければ、個別になりますが喜んで鍵(パスワード)をお渡しします。
 特別な条件や細かい情報は必要ありませんのでご安心下さいね。

 今まで楽しみにしてくださっていた方々もお時間のあるときにお手間を取らせますが、これからも楽しく継続していけるように皆様のご協力をお願いいたします。

 尚、初めての方へは「angel message」のサンプルを3つ、『初めての方はこちらから』に載せています。トップページからご参照ください。
 
 by Yumiko 8th Jun. 2005
ページのtopへ↑

お話65<見捨てられ感>

 
 娘が泣きながら目を覚ました。
 その少し前に一度目を覚まし、また眠りに落ちたほんの数分の事だった。
 私も半分寝ぼけていたが、泣き方が怒っているのではなく哀しげだと感じたので、夢でも見たの?と聞くと、どうやらそうらしい。
 しばらく泣き続けてから私の布団に潜り込んできた。
 何となく、お友達と喧嘩したのかと聞いてみたが違うと首を振る。
 それならばと、(お母さんがいなくなっちゃったの?)と聞くと、再び『ビエーン!』と泣き出した。
 私が死んでしまったのかと思ったら、状況は、電車の扉が閉まってしまい、娘だけが電車に取り残され私は友人と歩いていたのだそう。どの友人なのか確認するのは忘れたが父親ではないらしい。
 そこで思いついたのが、先日私の姉との会話だ。
 何の気はなしに姉が娘に向かって話しかけた。

 姉)「ねえ、今度1人でバスにのって、○○駅まで来られたら、叔母さんと待ち合わせして出かけられるよ。」
 娘)「1人で乗るのは怖いからいや。」
 私)「バス停までお母さんが送って行ってあげるから、後は降りるだけだよ。」
 娘)「嫌だ」
 姉)「あら、もう出来るんじゃないの?お母さんだって今大変なんだから。」

 というような内容の会話だった。
 私の心の中には、私学に通っている子は1年生でも1人で電車に乗って…なんていう気持ちがどこかにあった。
 娘はどうしても1人で何かをする、という機会が今までなかったので仕方がない気もする。

 けれど、この会話をした時の本当に不安そうな娘の表情が思い出された。

 2歳くらいの時、エレベーターで扉を自分で勝手に閉めてしまい、1人で1Fまで大泣きして降りた経験があるのも、娘のトラウマになったりしているのだろうか…。どの子にもありそうな事だけど。
 まあ、とにかくそんな事があったので、夢を見たのかもしれないな〜と感じていた。

 しばらく私にぴったりくっついていた娘を撫でて、時間になったので朝の準備に取り掛かった。
 その後は娘もすっかり機嫌を取り戻して、元気に学校へ向かった。

 私も何度か夢を見て目が覚めた時に泣いた事がある。
 後になって考えると、娘の中にも色々な不安があるのかもしれないと思った。私の色々な感情を感じないわけが無い。
 しかも、最近私が具合が悪いので、どうにも相手が出来ない事が多かった。
 それにつけて彼女の口は達者になって行くので、はっきりいって腹を立てることも多かった。

 でも泣いていた娘を見ていると、まだまだ幼い。まだ7歳なのだ。
 時々パートナーが言うように、私が相手にしてあげないのが寂しいのかもしれない。
 それなりに1人で我慢していたのかもしれない。

 そうか…そうだよね。ごめんね。

 パートナーに話すと「ま、そうやってお姉さんになっていくのじゃない?」と言っていた。

 私も彼も、小さい頃からしっかりしてしまった、アダルトチルドレンだった。
 だから、何でも出来るのが当たり前だと考えてしまいがちかもしれない。自分達がそうあらねばならない環境だったから。
 でも、本当は娘はとっても子供らしいのかもしれないな、とつくづく感じた。
 そして、甘えたいのに我慢してたけれど、こうやって夢で泣く事が一番の方法だったのかもしれないよなーと母の私が思うのだ。普通に甘えても私が辛そうにしていたから…。

 うーん。色々考えさせられるなあ。

 そうは言っても、私は次女である。
 彼は歳の離れた姉がいるが長男である。
 
 私の姉からすれば、私と弟は、とってもとっても母親に甘えていたらしい。
 姉から見れば、そうだったらしいのだ。

 一番上の子というのは、あらゆる意味で大変なのかもしれない。
 確かに育てていても、娘に対して感じないでもない。親も初心者なのだから。

 思い出せば、私も小さい頃母親が近所に知らないうちに出かけてしまって、外で「おかあさーん。」と大声で泣いた事がある。
 近所の男の子が側に来て「おかあさーん。」と真似をして笑っていても、大声で泣いた。
 その位辛い事だったのだ。
 
 あの時、私は母親に見捨てられたような気がしていたように思う。
 親にしてみれば何の事はないのに。
 そのきっかけは、私の場合は見捨てられた過去世にも起因していたのかもしれない(過去世物語に記載)。

 トラウマは、心の深くに見えずに残っている事がある。
 娘にも少なからず1人になる不安がある。言っておけば留守番は出来るようになったけれど(笑)。

 お母さんは、あなたを見捨てたりしないよ、と言ってあげよう。
 それと同時に、本当に電車で同様の出来事が起きた場合の具体的な対処法も伝授しておかなくちゃ。
 娘の夢の中での心の動きは、何となく理解できる。
 泣いて解放したのならば、それでよし。
 
 by Yumiko 26th May. 2005
ページのtopへ↑

お話64仙台<神社訪問>

 ゴールデンウィークの初めに仙台を訪問しました。
 これで2度目です。
 パートナーはいつも仕事がらみなので殆ど観光はしていないのですが、今回の目的は気学による方位取りを試すことだったのと私の悪阻の最中ということで、とにかく滞在することだけを目指していました。
 それでも前回、土地の気や雰囲気が好きになっていたので楽しみでした。

 当日になって私の体調が良ければどこかへ行こう、と娘と話していて、結局街中のスーパーやデパートで遊んでいました(^^;)。
 そのうえ、地元のサイキックな方がパートナーに、「ある場所が仙台の裏鬼門で工事をしたために結界が破られているので、敏感な人はなるべく行かないほうがいい。」と伝えていました。
 山の方へいくバスはどうしても通ってしまうらしいので、とりあえず避けることにすると出かけられないのでした。
 実は箱根でも友人の親子と私達4人で出かけたとき、ちょっぴり霊体験をしてしまっていたのです。
 私が悪阻の始まりでかなり弱っていたので、ちょっと困った出来事でした。余り書きたくないのです…(こういうのが読みたいという人もいるかもしれないけどねえ。)
 という時期なので、サイキックな方の言い付けは取り合えず守る事にしました。
 触らぬ神になんとやら…です。

 ちょっと本屋さんで調べると、程近いところに大きな神社を発見したので、そこにだけは行ってみる事にしました。
 地元の方によると綺麗に修復したばかりとか…。

 『大崎八幡宮』
光がまばゆい写真となりました…伊勢神宮などでも不思議とこんな光が映ります。

 神社の境内を入って行くと、鳥居の太い柱の所にラムネの瓶が置いてありました。
 娘が何となく近づいてみていると、遠くから髪の毛の長い女の子が走ってきます。
 「それ、ラムネじゃありませーん。
 中におたまじゃくしが入ってるんでーす。」
 娘より少し上かなという感じの綺麗な髪の女の子でした。

 「あの〜これ、もらってくれますか?」

 え?おたまじゃくし?
 
 「はい^^。」

 あのね、東京から来たからちょっと無理かなー。
 というと、
 「ええーーー!!東京ですかあ?」
 と元気な声で反応してくれました。もう1人仲の良さそうなお友達も側に来ました。

 それから(おたまじゃくし)の取れる川を見せてくれたり、全くくったくのない子供達はきらきらしていました。
 こういう時、娘はなかなか恥ずかしがり屋が顔を出し声がでないようです。
 それでも積極的に話しかけてくれる女の子達でした。
 
 後で思ったのですが、まるで二人の子は神社を守る巫女のような、精霊のような感じがしました。
 お参りして戻ってくると嵐が過ぎ去ったように誰も居なくなっていたので、余計にそう感じたのかもしれません。

 仙台の人柄を垣間見たような気がしました。
 優しい人が沢山いる街ですね。
 多分、日本のあちらこちらにこういう場所があるのだと思います。

 神社には龍が大きな顔をして祭られていました。
 でも、私にはその二人の女の子との出会いが、とても大きなお土産となりました。
 娘も嬉しそうでした。

 やっぱり、土地の神様に感謝です。
 そして、沢山の方の心遣いで守られた、楽しい仙台旅行でした。ありがとうございます。

 by Yumiko 8th May. 2005
ページのtopへ↑

お話63<ホメオ その1>

 
 パートナーが私の誕生日だと言う事でお休みを取ってくれていました。
 でも、私の体調がままならないし、何も出来そうにないかなあ…と思いながらいました。
 実際、お昼に外食を試みてみても食べたいものが良く分からないのです。
 じっくりと私に付き合ってくれる覚悟の彼は、私の言うままに考えた末のお店に入りました。
 実際にメニューを見ても、(んー???)というのが私の感覚。
 食べたいような食べたくないような。
 目の前にそのものが現れても、口にするまでは食べたいのかどうか(口に合うのかどうか)分からない状態でした。
 一口二口食べて行くにつれ、ようやく答えが分かり、美味しく頂く事が出来たのでホッとしました。
 残した物を彼に食べて貰い、いつもならコーヒを飲む私ですが、今は全く口に出来ません。アイスティーを飲みながらゆっくりと彼と話しているうちに気分が晴れてきました。
 二人で散歩をしているうちに結構良い運動も出来ました。

 ホメオについて少し本を読み始めたのですが…まだ全然分かりません。
 ただ、「毒を持って毒を制す」というのがコンセプトだということが、昔から頭にありましたが、その通りのようです。
 もちろん、とってもとっても希釈してあるので、現代の医薬品ほどの副作用はないそうです。
 それよりも、優れているという話ではありました。

 私は、一番初めにたどり着いたのが「バッチフラワーレメディー」でした。
 分厚い本に何度も目を通すほどハマリ、結構すんなりと頭に入りました。
 その為、その後にレメディーの資格がある事やセミナーがあることを知っても、行くことがありませんでした。
 理由のひとつは、バッチ博士の言葉にありました。
 博士は、「この療法は、誰もが自分で自分を癒すためのレメディーを選べるようにしてある。」という教えがあったからです。
 つまり、難しい勉強をしなくても一般家庭で簡単に使える様にしてある、という事でした。
 もちろん、教える人を育てるためだったり正しい知識を受け取りたい、ということで講座があるのだと思います。
 私には、なかなかフラワーエッセンスの講座を受ける気持ちが起こらなかっただけなのでもありますが…。

 この所、あまりの辛さに「ホメオ」という情報が入ってくるようになり、体調不良の時こそ藁をも掴みたくなるもので調べ始めました。
 そんな時、パートナーが「でもさ、バッチ博士ってもともとホメオの医者だったんだよね。それで「毒をもって…」の部分に疑問を持ったからフラワーエッセンスを作ったんだよな。」と言いました。
 ああ、そういえば…。
 ホメオが「毒を持って毒を制する…」というのを私が知っていたのは、バッチの本を読んだからなのでした。
 私は初めからホメオを飛び越えてしまっていたのです。

 悪阻がなければ、きっと目もくれなかったかもしれないホメオパシー。
 さて、どうなんでしょう。
 私は西洋医学を真っ向から否定はしていません。
 緊急の時には、とても役に立ちますから。
 バッチフラワーレメディー等は殆どの場合、特効性はありません。ファイブレメディーなどは例外です。
 ホメオは特効性に優れます。
 これが一番の違いかもしれません。
 今の私は試したくて仕方がなくなっています。このまま、興味が深まるかどうかは悪阻が終わってみないと分かりませんが…。
 何でも試したい、そんな気分です。
 この苦しみから解放されるなら…或る意味こういう事が、私の学びのきっかけになっていくのかもしれません。
 でもねえ、苦しいのは歓迎したくはないのですけれどーー。
 体験は必要があって起きるもの。そうですね、そう思えたらいいなと思います。

 by Yumiko 19th Apr. 2005
ページのtopへ↑

お話62<予言・夢>

 
 最近睡眠時間が長いのですが(悪阻のお陰で)、気分が悪いまま目を覚ます事もあります。
 眠りが浅い時に夢を沢山見ているのだと思います。
 今朝見た夢は、なぜか私(たぶん)が船で韓国へ旅行していました。
 そして、向こうの人情味溢れる人々の心に触れて(触れたという事が分かる)大泣きしていました。最近にないくらいの感動の嵐だったように覚えています。目が覚めて、まだ泣いているという風ではありませんでしたが、何だか不思議な感覚でした。
 同じく別の時間には、大勢の人々が映像を見ています。
 その映像では色々な情報を与えているのですが、その中に1人抵抗している薄汚い男性がいました。
 何かの体制に抵抗している感じでした。
 髭を長く伸ばし、薄汚い格好で、その映像を流している部屋の上に立てこもっていました。
 でも、映像を見ている人は情報だけは聞いているのに、それ程気にしていません。洗脳のよう?
 そのうち、機動隊?のような組織がやってきて、その男性を捕まえて行きました。その姿はある宗教の教祖のようにも見えました。連れて行かれる姿を見て、これはなんなのだろう?と考える私がいました。

 私の妊娠に対して、数名の預言者がいました。
 ヒマラヤで修行をしているという男性には、2年以内に男の子を産む、と断言されていました。
 パートナーの友人の1人が、私達すら妊娠の検査をしていないし何も伝えていないのに「Yumikoさん妊娠してるんじゃない?男の子ねー!」と彼に伝えたそうです。
 そして、元を正せば、私達が付き合っている頃の話。
 「過去世物語」には書いていない部分ですが、ある日、私は仕事中に左の肩がとても痛くなりました。
 肩から肩甲骨にかけて、強い痛みだったのですが、その時はすぐに何かの存在が来ているような気がしたのです。
 彼にメールで問い合わせてみました。
 すると、今思えば何とも大胆な発言ですが「僕達の所に生まれたがっている存在みたいだよ。男の子みたいだ。」何て言われました。プロポーズされていたかどうかもlはっきりしない頃だったかもしれません。
 何とも…。

 意識の中で、もし子供が出来るなら男の子かもしれない、と私達の中にはあったように思います。
 しかし、皆がみんなそういうのです。さて、これはどういうことなのでしょう。
 これで女の子だったりしたら、それこそ…ねえ。
 でも、私は別にどっちでもいいですけど。とにかく悪阻からの脱出あるのみ。
 あとは、何処のお母さんとも同じような想いでいます。3人に予言されたこの子の運命やいかに…。(深い意味はございません。)

 by Yumiko 7th April. 2005
ページのtopへ↑

お話61<休息>

 
 3月20日、昨日は春分でした。
 今朝、ちょっとゆっくりめに起きて、家族でまだゴロゴロしていると私の大切な友人から久しぶりに電話がありました。まさか入籍祝いを覚えているわけない…よなあ、なんて考えていたらトンでもありませんでした。
 別の友人が体調を崩して入院…。
 数日前に来たメールで少し気になっていたものの、急変したような話でした。精神的によっぽど追い詰められていたのかなーと話しながら、色々考えてしまいました。

 真面目な人ほど、いろいろな所で苦しんでしまいます。
 それはなぜなのでしょう。

 ○気晴らしが出来ないから?
 ○常に自分を責めている?
 ○自分が我慢すれば他が上手くまとまると思いたい?
 ○少し自分には人よりも出来る事があるから、何とかしなければいけない、と思い込んでいるかもしれない?
 ○人生が辛いので、見えない世界に助けを求める以外に方法が見つからない?

 例えば、「まあ、いっか。」
 「そんなの、どうでもいいじゃん。気晴らししよー。」

 と言える様な楽しみを、何か1つでも持っているといいと思います。
 
 そして、真面目な人ほど、自分が楽しいと思うことを、あえて!後回しにする傾向があるようです。楽しむ前に、あれをしなければ、これをしなければ…。
 そして挙句の果てに、体を壊す事でしか、休息を得られないという結果になってしまうのです。
 
 真面目な人は、人にも優しい気がします。
 人を傷つけるような事が出来ないほど繊細だったりします。
 がさつと言われる人は知らずに人を傷つけている事もあるようですが、実は傷つく人の勝手だったりするのです。
 本人は思うように生きているだけ。
 勝手に見えるかもしれないけれど、自分勝手、というのは自分の思うまま正直に生きているのであれば、充分権利のある能力だと思うのです。自分本位と言った方がいいかもしれません。
 誰かに傷つけられるというのは、自分もそのドラマに同意しているからなのですが…なかなか気づく事が出来ない部分でもあります。
 私も、怒ったり文句言ったりして生きていますから…そのときにはなかなか身軽に対処できる事ばかりではないですよね。
 
 そんな中で真面目な人は、どうにかして人を傷つけないように…という意味の分からない気遣いまでしていたりしそうです。
 この言葉を使うと相手がどう思うか、相手に嫌な気持ちをさせないために、私が我慢していよう…とか。
 良く考えてみれば、そんな事をしているだけで神経が磨り減ってしまいますよね。でも気が付かないからドンドン、精神が消耗していきます。
 エネルギーをそんな風に使えば、元気など出るでしょうか?

 みんな、もっと自分を大切にしましょう。
 もっと自分に優しくしましょうよ。

 優しさが分からない、という方も多いようです。
 自分で自分を大切にすることは、わがままだと思いますか?
 自分の事を最優先にして傷つく人が、どこかに本当にいますか?
 もちろんマナーとして、最低限守った方が良いことはあります。
 あなたのその考え方は、それ以上の”思いやり”になっていませんか?
 それぞれの人の中に、色々なパターンがあると思います。
 
 だから、人の事を優先にしてしまって、自分の苦しさにも気づかない事もあるように思います。
 
 今、あなたにとって楽しいと思えることは何でしょうか?
 出来れば一つでも良いから、肉体を感じながら出来る事も見つけてみてください。空想と体験のバランスをとって生きたいですね。
 優しい事は、素晴らしい事だと思います。
 でも自分にも優しくしてください。自分本位でもいいと思いますよ。
 だってね、自分に優しくしている人は、人が嫌がることをワザとしようなんて思えませんからね。相手の思うとおりに動こうとする事が、違うのだと思うのです。
 誰かの思い通りの人間になる事を教えられてきた人が、自分の心から望む道を歩めなくなってしまいがちなのではないでしょうか。
 だから、自分の気持ちをちゃんと聞いてあげましょう。
 そうすると、誰かのためにも自然に手が伸ばせるようになる気がします。

 だから、自分勝手にしている人から何か頼まれて出来ない時は、ちゃんと出来ないと言えばいいんです。
 皆が自分を大切にして、暖かいエネルギーが満ちるといいですね。

 辛いのに独りで頑張り過ぎないでね。
 天使だっていつでも助けようとしているのだから(と言えと言われた)。人に助けて欲しいのならば、そういう風にお願いしてみればいいのです。
 
 by Yumiko 22th Mar. 2005
ページのtopへ↑